第24話

おじさんが警察に捕まらないなら話すというと、ナオルがこういった。ああー捕まらないようにするから安心してというとすみれは少し安心したみたいだ。そして、道じいちゃんは黄身町に来た時私を助けたかったみたい。来た時私は綺麗な洋服を来て道じいちゃんの膝に座った時、道じいちゃんと呼んだのを覚えてる。だけど、道じいちゃんに名前を聞かれたとき、自分の名前を言えなかったの。お母さんたちは今もつけていないんですよ。というと、道じいちゃんがその時につけてくれたのがようひめだったの。どういう意味か分からなかった私だけど嬉しかったの。そしてその夜、お父さんとお母さんは道じいちゃんを送っていくために出ていった。だけど次の日、道じいちゃんが来たのは忘れろと言うけど、私はなんでか聞けなかった。

そんなある日の事、私は食べ物を漁りに行ったとき母と父を見てしまった。何してるんだろうと思ってついていったの、そして山の中に

入っていく姿をみて私はその山には入らなかったんだけどね。というと何かあの山にはなにかありそうな気がするの。でも、分からない。というと私の知ってることはここまでなの。ごめんねという。すみれを胸に抱いた。その時だった。おじさんのここ暖かくていつまでもこの胸にいたいって思ってしまうの。というのだ。そして私はこういった。すみれだけだよ。そう言ってくれるのはというおじさん。そんなおじさんの事を見ていたナオルたちは薫。すみれちゃんの事溺愛してるねというのだ。溺愛って何と聞いたら、そんなこと知らなくていい。というおじさん。すみれはそんなおじさんを見てドキッとしてしまった。これは後で恋というやつだとナオルたちに教えてもらうことになるのだった。

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