第5話

おじさん、これは何と聞くとこれは目玉焼きだよというのだ。おいしそうというと食べた。私の食べ方を見てもおじさんは汚いとか言わず付き合ってくれた。そしてこれからおじさんと住むにあたって話をするというのだ。その中でおじさんはこういった。君はこれから学校というのに行くためにおじさんと生活でいろいろ学んでもらうよ。それと君の名前はと聞いてきたが、おじさん。私は名前はないといった。なにそれ。というと、だってないもんといった。お母さんはなんて呼ばれていたのというと、あんたっていっていたと伝えた。お父さんはと聞かれるとお前っていっていたと伝える。君はどこで生まれたのと聞かれて家のお風呂というと、なんだ。それというとおじさんは一瞬怖い顔をしたが、いつもの顔に戻った。そして、なら君に名前をつけてあげるというのだ。どんな名前がいいかなというおじさん。真剣に悩んで私はある花が気になって、ねえ、これの名前って何と聞いたら、それはパンジーだよ。といった。日本ではすみれというんだよと教えてくれた。そうだ。君の名前はすみれにしようというと、名前を付けてもらえた。すみれと呼ばれた私。これがわたしの名前。すみれって呼んでもらえたので、はいと返事した。

一応おじさんの名前も覚えてもらっておこうかと言われて、夕坂薫だよ。夕坂は苗字で薫は名前な。というと、すみれの苗字はなんだろうと思ったら、おじさんと同じ苗字でいいだろうと言われた。

そして今日は疲れたね。明日から少しずつ教えてあげるなというと、おじさんはショッピングモールというなんでも買えるところに連れて行ってくれた。

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