第3話

何をしてる。それはというおじさん。そう私に食べ物をくれたおじさんだった。見るとたこさんウインナーのように真っ赤になっていた。

私は水浴びだというと、ダメだってこんなところでって言われて私はここで水浴びして帰らないと家に入れてもらえないと言ってしまった。するとおじさんは少し驚いた。おじさんはこういった。

君の名前はと聞かれて名前ないよというと悲しい顔をした。

そしておじさんは私がこれから君を誘拐していいと聞かれたのだ。

私は誘拐ってあの誘拐だよねというとテレビなんかで少女が連れて行かれる誘拐だよねと聞いた。

ああーそうだよと言われて、おじさん、そんなことしたら犯罪者になるよというと、おじさんはこういった。それでもいい、今の君のしてることのほうがおじさんはダメなことだと思うんだ。君を守らせてほしいといったのだ。

私、家出したっていうよ。連れて行ってほしいのというとおじさんは私を車に乗せて毛布を掛けてくれた。

その毛布が暖かいせいか私は寝てしまった。

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