最後の夜

第24話

SIDE満

最近お師匠さんの調子が悪そうだ。もうそろそろ覚悟しておいてくれと医者にも言われた。猫は死ぬ前に姿を消すといわれるのを知っていた俺はお師匠さんを一人にしてはいけない。そう思って

お師匠さんの部屋に行くとお師匠さんが出ていこうとしてたので

お師匠さん俺最後まで看るからこの部屋にいてくれといい止める。

満、本当に私最後を見る覚悟はしていますね。

ああーお師匠様の最後を看取るよというとお師匠さんをベットに縛った。

どんなことがあってもお師匠さんの死からは逃げないと決めた俺は水や必要なものを全部お師匠様の部屋に持ちこんだ。

手を持つとお師匠さんに話しかけてる。

お師匠さんは俺と出会ってよかったのと聞く俺。

ああー満といてよかったと思ってますよ。どうしてかって満は私と違って人の痛みのわかる人間であなたは人に自分の痛みは見せませんよねだからですといい、お師匠さんに俺約束するよお師匠さんこれからはちゃんというようにするからといい、これが最後ですちゃんと抱けれるそういってお師匠さんはおれを引き寄せてよしよしと頭を撫ぜてくれた。そしてお別れがきたようですといい、静かに眠ったように亡くなった。

先生は相当苦しいはずなのにこんなに穏やかに亡くなったのはあなたがいたからだと思いますよ、ありがとうございますといい帰っていった。

俺はこの日一日泣いた。涙が枯れ果てるまで泣いた。そして誓った。今日だけないて、俺はお師匠さんが教えてくれたように希望の家を守っていく決意をする。

そして、時は半年たとうとしたとき、俺はお師匠さんの偲ぶ会を開いた。

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