カウンセリング室
第12話
さてと満今からカウンセリングを行うなといい、催眠術をかける。満。どうだい、何が見えるのと聞く私に、鉄の棒が見えるといい始めたので、催眠術を解く。鉄の棒が一番いやみたいですねといい、満、もし私に会わなければと思っていませんかと聞く。
お師匠さんがいなくなるってことを理解した時から夜が眠れてないんです。俺は俺を殺している夢を見てるんです。毎晩毎晩恐くなってそれで目が覚めるんですが。俺親を殺したことを後悔してます。なんであの時ああーなってしまったんでしょうそれを考えて眠れないんですよという満。そうでしょうね。夜はそれを考えないようにしなければというと、私も昔探偵の希望を始めた頃の事ですが、相棒がいまして、その相棒の名前は犬井マキという女性でした。
マキが教えてくれたのです。私が悪いミスをしてしまって、迷惑をかけてしまったと思って夜は寝れなかったです。するとマキは悪いことを夜考えなければいいんだよ。夜考え事をすると眠れないでしょう。夜考えても解決しないよ。問題はその時のミスをどうするかだよ。それは相手の手違いかもしれないし、猫のミスかもしれないけどさ。それは次同じ失敗をしないように気を付けたらいいよというマキ。
そして、満いいですか。あなたはあの時、ほんの軽い気持ちで遊びに行こうとしたのかもしれないです。でもね。あの時、親は止めたのはどうしてでしょうか。子供が夜出ていこうとするのを止めるのは危険な目に合わしたくない、つまり愛してるからです。愛してるから止めてくれた。でもあなたはそれから逃げてしまった、そしてこうなってしまった。あなたはもう罰は受けてますし、十分苦しんでる。だからこれから昔のあなたを見たとき、助けてあげたらそれでいいのではないでしょうかという私。
師匠すみませんといい身を預けてきたので、しばらくこのまま抱いてやった。
すると、師匠俺は俺の考え方で頑張ったらいいんだね。俺のペースでというと、はいそうです。焦ることはないんですよ。と言い聞かせた。
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