第8話

俺の職業柄、俺は若と呼ばれている。お迎えに来たこいつら。俺は玄関から出るなよと念を押すと今はバレてはいけないと思い、俺は玄関から入るな念をこいつらにおす。弘(ひろし)と昌(まさ)はへいというと若今日のお仕事ですといい、キャバクラの集金に向かう。俺は東龍組(とうりゅうぐみ)というヤクザの若頭だ。ここのシマを任されている。俺は今まで女を毎回変えて抱いてきたが、そう、それはほしいという女がいなかったからだ。今後控えるとするかと思ってると、若どうかいたしましたかというと、ひろしとまさに俺はもう女は抱かないというと、えっとびっくりされたが、若がそういうことでしたらというと、丁重に我々も断りますねというのだ。昨日は若を一人で行かしてしまったというと、組から言われてこいつらも参っていたので、事務所に行きこう伝えた。今回、俺だけでなんとかなりそうだから行っただけだ。こいつらにも仕事がある。親父にそう言うと、それはお前の判断でしたのかというと、ああーというと、今後そのようなことがあっては後継者にもしもの事があっては困る。お前の勝手な判断は今後許さねえ。分かったなというと、ああー。今後は慎むというと、あの街にいるみにくいアヒルと呼ばれていた女がいなくなったと聞いたが何か知らねえかと聞かれてしまったので、知らんというと、そうかそうか。その女は容姿端麗な綺麗な娘だと聞いてる。その娘にあってみたいものだという親父。俺がこの女を匿ってるという噂を耳にした親父が拝みに来たのはまだ先。あいつとの穏やかな時を今は邪魔させねえ。そう思っていたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る