第4話
俺は今日もあの街に出張でいた。以前は仲間たちと一緒だったからその仲間が「ここにみにくいアヒルが出るって噂があるんですけど、そのみにくいアヒルって女だって噂ですけどねと言った。気になり今日は少しだけ街を歩く。すると髪が灰色の生き物がいた。俺はその生き物に目がいくと、生き物が少女であったため、人間かと思ったが、目を覆いつくしている灰色の髪の隙間からは、青い目が見えた。本当に綺麗な容姿に一目ぼれしてしまった。
そして俺はその場を立ち尽くしていた。なんと彼女は残飯を漁っていたのだ。そして食べてる途中であれ、みにくいアヒルの子だというと、この女はわざと残飯をひっくり返して、そして悪気がなかったかのように、帰っていったのだ。それを見て俺はあの女を殴ってやりたかったが、殴るのはまずいと思い、さきほどのこいつに目をやると下に落ちたものを食おうとするので、俺が弁当を渡した。そしてこういった。これ食ったら俺の言うこと聞いてもらうといい、彼女はこういった。お金はないというが、お金はいらねえ。俺には腐るほどに金はあるし、不自由な暮らしはしてねえからな。と思ってると、食べ終わったから連れて行くかと思い、そのままお姫様抱っこをした。こいつ、軽すぎと思ったが、車に乗せた。そして冷え切っていたので、こいつに毛布をかけた。暖房もつけて車を発進した。彼女は不安だったのだろうが、俺にこういった。私をどうするんだと。別に取って食おうとは思わねえし、危ない目にも合わすつもりもねえというと、彼女は静かに寝息をたててしまった。その寝息をたてて寝てるので、俺はそのまま彼女をお姫様抱っこをしてベットに運んだ。
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