第5話

目覚ましたかと聞かれて、私はベットに寝ていた事を知った。

何もされてない。そう思い、私は彼を見た。

彼は起きたかというと、ニコリと微笑んだ。

頭を叩かれると思った私はとっさに自分をかばうようなしぐさをした。彼はそれをみた途端一瞬悲しそうな顔をしたのだが、私は分からなかった。ただ頭を撫ぜたかったんだ。怖い思いをしてまではしないがというと、私を叩かないのと聞いたら、今まで叩かれていたのかと聞かれた。そう、私の頭は叩くためにあると思っていたが、違うのと思った。そして私の頭をはじめて撫ぜてもらった。お前匂うと言われて、イヤな思いをさせてしまったかなと思った。さてとお前は風呂に入ってこいと言われて、お風呂ってあの暖かいお湯と綺麗に出来るものがたくさんあるあれだよねと思ってこくりとした。そして脱衣場まで案内されて、俺はお前の事嫌がることをしたくねえ。だからここからは俺はいけないというのだ。ああーそういうことかと思い、下着は置いておいてやるから入ってきなといわれて、私は一人で服を脱ぎ入るのだ。暖かい。感動したが、シャワーを浴びた。あまり使いすぎてもいけないと思い、私はほどほどにして出たが、下着ともこもこの服が置いてあった。私には似合わないのにここまでしてもらう必要はないと思ったが、私はこの下着と服を着たのだった。

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