第38話

SIDE壮真

家に帰って「ただいま」というと、「兄ちゃん」といい真菜が来た。

かわいい真菜は俺がなでなでしてやると喜ぶ。

お父さんお母さんが出てきて、なんで壮真は真菜が懐くのかしらという母。

「病院に行ってもなにもないの。もしかしたら精神的なものだと思うからってさ」

「でも真菜は明らかになにかおかしいよな。壮真もそう思うだろう」というお父さん。「うんおじさんの家から帰ってきたときはおかしいよね」という。

「でね。前に話した人が何か協力できることならさせていただきますってさ」というと、「ちょっとその人に会って話だけでも聞いてみたらいいかもよ」といい俺が促す。

その夜の事だった。どうした真菜。

「にいちゃん、にいちゃんはどこもいかない。真菜と一緒にいる」と聞く。「うん、もちろんだよ」という。「そっか、そうだよね。

」早くこいつのおかしい原因を探らなきゃと思う。

次の日真菜を連れてお父さんとお母さんと僕は、希望の家に行った。

「こんにちわよく来てくださいました。八木さん」という。

すると、「真菜ちゃん、ちょっと絵を書いてもらっていいかな。

書いてもらいたいのは花の絵なんだけど、色も好きに塗っていいよという満さん

なにしてるんだろうと思った。

すると、真菜の絵には普通の色ではない何かが出てきた。真っ黒一色だった。

兄貴は何か気付く。真菜ちゃんひょっとしてというと満さんが一瞬悲しそうな顔になる。

「ちょっと真奈ちゃんさ。お母さんとお父さんに話があるからといい、壮真君はどうする」というので「俺は真菜と一緒にいる」といい、隼人のにいちゃんと隼人がきて、俺たち二人と一緒に部屋で遊ぶことになった。そのごろ両親たちは満さんとお話をしてる。

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