隼人小学校に行く
第24話
SIDE隼人
僕は兄貴と一緒に小学校に行く。
それが嬉しくて、つい急ぎ足になる。
すると兄貴が「隼人早い。そんなに急がなくても、学校は逃げていかないぞ」といわれる。
そして入学おめでとうというものをみて、ここが学校なんだねといいワクワクしてる。
「坂東隼人君」と呼ばれて「はい」と返事する。
先生が「本当に彩斗君そっくりね」と言われると「僕、兄ちゃんみたいに、天才じゃないよ」というと、「ははは、そりゃね」と先生が笑う。
数日後、学校に一人で登校すると、女の子が男の子に囲まれてたので、どうしたんだろうと思い、見てると、女の子を急に叩き始めた。僕が止めに入る。すると僕も殴られそうになったので、腕をつかむと、「僕を殴ったらどうなると思う」というと、みんなが恐くなって逃げていく。「さあ大丈夫だよ」というと、「ありがとう」といわれた僕は女の子ってやっぱりかわいいなと思ってしまう。
名前はと聞くと「花梨(かりん)というの。よろしくね。」という彼女に僕はドキドキした。これが僕の初恋だった。先生が本を上につみ、歩いてたので、先生が廊下を滑ってしまいそうになったのをみた僕は、とっさに先生が危ないと思い、手を出した。「怪我はありませんか?」と聞く僕に先生は「ありがとう」といわれて、「隼人君って運動神経いいのね。将来はなんになりたいの」って聞いてきた。「僕、人を守る仕事の人になる」って話をした。
そして僕は地元の小学校に行くことになった。
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