また会いに来ていいかな

第17話

SIDE蓮

僕は、隣町の父さんの家に、今日の夜帰ることになったので、学校を転校することになった。今日はこの学校にいれる最後の日。

彩斗君はクラスで、すっかりなじんでるみたいで、今では普通の授業を受けれている。

先生から「大友くん」と呼ばれて「クラスのみんなに寂しいお知らせがあります。大友君は明日からお家の都合で学校を転校します。」というと、クラスのみんながええーとみんな驚いてる。

「このたび、僕は父親の性である大友に戻ったことを報告します。隣町の学校に転校しますが、クラスのみんなのことは忘れません」といいあいさつをした。

そして彩斗と学校から帰ってくると、満さんとお父さんが話をしてた、父さんが自分に気づき、「おかえり、蓮、もう、ここ出るからな」と言われ僕も準備をして父さんの元に行く。すると隼人君は寂しそうにしてるので、「お父さん、また彩斗たちに会いに来ていい」と聞くと、「ああーいいよ。満さんにもその事話してたんだよ」というお父さん。「お前が会いたいといえば、いつでも連れてきてやるからな」というと、お父さんは「蓮、お前には辛い思いや、寂しい思いもさせるかもしれないが、私は蓮の親父だから、がまんしなくてもいいし大丈夫だ」と伝えてくれる。

そして、隼人君の頭を撫ぜながら、「隼人君また遊びに来るよ」といい約束した。

満さんが、「蓮、もう我慢だけはするなよ」と言われて僕は「はい」といい、彩斗には「またいつでも連絡してな」といい、住所と電話番号を渡す。

「みなさん、お世話になりました」と頭をさげ、希望の家を後にした僕とお父さんだった。

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