蓮君は今苦しんでます。

第13話

SIDE満

連の父親に電話する。すると出てくれた。

「はい大友です。」

「蓮君のお父様ですか。私希望の家の狩場といいます。」

「希望の家ですか?」と聞いてきたので、「そうです」と伝える。

「すみません。お仕事中ですか?」と聞くと、「いえ違います。今家におります」というと、「今お忙しいですか?」と聞くと、「大丈夫ですよ、それで息子が何かありました?」と聞くと、連に変わる。蓮は「お父さん元気」というと父が「今お母さんはどうしてるんだ」と聞いてきたから、それについては狩場さんに変わるからという。すると俺が変わる。「元奥さんは蓮君の養育費で遊びまわってます。それは私も知り合いの探偵に調べてもらいましたので、本当です。それと蓮君は、あなたに連絡できなかった理由があるみたいなんです。それはあなたの仕事が忙しいという理由なんです。」とつたえる。「そうですか。私は、連に寂しい思いをさせておいて、父親らしいことをしてない。こんな父親は失格ですよね」という父親に、「あんた、本当に連の事、愛してるのか」と聞くと「はい」という父親に「なら、彼の事を引き取っていただきたいと思い、連絡させていただきました。実は蓮君は自分を愛してくれていないと思いこみ、リストカットをしてるようなんです。死にたいとかそういう思いがあるようなんです。」と伝えた。するとすぐ迎えに行くといわれたので、「今晩はこちらでお預かりしますので明日迎えに来ていただけますか」というと「はい」といい電話を切った。

「蓮、明日迎えに来てくれるみたいだから大丈夫だよ」というと蓮は「お父さんに会える」と喜んだのだ。「うん明日楽しみだね」といい、「お休み」といい連を抱きしめて寝ることにしたのだった。

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