希望の家（兄弟編）

持ち方の特徴でわかる

第6話

SIDE陽

「あのスプーンの持ち方は、俺も見たことあるけど、もしかしたら彼らは育児放棄されてるんじゃないの」といい満の応答を待つ。

「ああーそうだな。彼らは、貧乏で学校にも通っていないんだ」という満。

「あの子たちどうするの」と聞いたら、「俺が育てようと思ってる。彼らの事情があるのは確かだよ」という満

僕が「協力したい」と伝えると、「ああー頼むよ」と言われる。

「師匠さんにも育児放棄された子供たちにちゃんと教育できるように勉強させてもらったからね」という満。

「そうだったね。もし何か協力できることがあったらいってね。満は僕の恩人であり、親友だ」と伝えた。

「ああーありがとう陽。君がいるってことがどんなに心強いか。もしなにかあったら君を頼るから」いう満。彩斗と隼人は「おいしかった」といい俺は「ありがとう。陽」という。

「またのお越しお待ちしております」

車が見えなくなるまで、見送ったのだった。