歓迎会

第5話

SIDE満

「知り合いの店に連れていくから乗れ」といい車に乗せる。

すると、彩斗も隼人も車に乗るのは初めてだったらしく、隼人は「かっこいい」というとよっぽど気にいったみたいで、彩斗はおとなしい。「さあここだ」と入ると「いらっしゃいませ」といってくる店員に「すみません。狩場といいます。」と伝えたら、予約席にご案内しますといい案内された。するとシェフが出てきた。

「今日は、ご予約ありがとうございます。菊章と申します」というと、俺が「久しぶりだね」と手を振り挨拶をする。すると向こうも堅苦しいあいさつをやめた。「元気か」と聞くと、「うん元気だ」と伝えてきた。そして「この子たちは」と聞かれたので「希望の家に入る子どもたちだ」といい紹介すると、陽は「俺の事は陽でいいから」と子供たちに伝える。「おいお前ら好きなもの頼め」というと、彩斗はメニューをみて値段を聞いてくるのだ。「お前らは子供なんだから気にしなくていい、お金なら俺の金からだすからいい」陽は「値段は気にしなくて大丈夫だよ。ここは料理は値段を格安にしてるから、好きなものを頼みな」というと、隼人は「僕はにいちゃんと一緒でいい」と言ってきた。すると彩斗は、「あのすみません。こいつはなんでも一緒にしたがるもので」というと、陽は「別にいいよ。隼人君かわいいな。お兄ちゃんと一緒かあ。いいな兄弟って」という。俺は「日替わりにするか」というと、「今日の日替わりは白菜と大根のサラダに野菜スープとハンバーグにデザート」といってきたので、「それにする」といい「お前らはどうする」というと、「オムライスがいい」といってきたので、陽が「日替わりとオムライスですね。かしこまりました」と頭を下げてきた。すると、「かっこいいね。あの陽さんって」というので、「ああーそうだな、陽は俺の大親友だ。陽は心の恩人だよ」とこいつらに話す。こいつらとご飯を食べる。すると、こいつらのスプーンの持ち方がおかしいことに気付くが、俺はなんもいわず見守った。

俺は会計に向かうと「あいつらが汚してすまない」といい、陽は「いいんだよ。子どもは汚すの当たり前だよ」といい、わかってくれてるみたいだ。すると「ちょっといいかな?」といい呼ばれた。「あの子たちはデザートをあげてるから」といい、店の店員の人が「あの子たち見守ってますので」といい、「店の奥にいるから」と伝えて陽についていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る