第69話

僕とかおちゃんはちなみに同じ会社で違う部署だ。

俺はスポーツトレーナーとして部署に行くと、俺はあるアスリートに目をつけた。マラソン選手らしいが、体重が軽すぎる。おまけに怪我が多いらしくて引退を考えたが、ここを紹介してもらったというわけらしい。僕はこういった。君は何を食べてる。そしてどんな練習をしていると聞いたら、練習は普通だな。彼女の食事を調べた。するとかおちゃんが彼女の栄養バランスを見てこういった。太るというからまったく食べてないね。というと彼女は図星でこくりとした。

座ってというかおちゃんにこういわれる。あなたは拒食症ね。あなたは勝てないのが自分が太ってるって思って食べてないんだよね。勝てないってことがそんなに悪い事というとかおちゃんに私の気持ちなんてわからないでしょ。成果を出したいって思うことがそんなにいけないことというのだ。誰かに成果を求められてるのかしら。成果を出さないといらないって言われたのと聞くと、違う。そんなことない。でも恩返しがしたいの監督にというと彼女は教えてくれた。私は走ることしか取り柄がないの。だから走ることで企業に入社したの。その時にそばにいてくれたのが監督は、私が負けたからって見捨てなかったの。だから今度こそって思ってダイエットして体重落として走ったら、ケガの全力よというと、かおちゃんはまず、食事で5キロは戻して、それからトレーニングしてもらおうといったかおちゃん。ちょっと医師を紹介するからそこに行ってもらえるかなというと紹介状を渡した。すると彼女に俺はこういった。この管理栄養士さんね。怖いけど、誰よりも知ってるんだよ。君の苦しいことも。成果なんて考えてたら、走ることが楽しかったことなんて忘れちゃうよね。それにこの人義足なのに、一応アスリートなんだよね。というと、彼女は自分の言った事に対して謝った。かおちゃんはいいのよというと、まずは病気を治してからどうするか考えてごらんよ。マラソンが続けたいというなら私たちも協力するし、もういいっていうなら自分の好きなように生きてくれたらうれしい。私はそう思ってるからというと、彼女はわかりましたというと病院に行った。そして主治医が生きててよかったというと、あのままだと彼女は命が危なかったと聞かされた。

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