第49話

私のおじいちゃんにお願いすることになった時にこういわれた。そっか全て知ったのかいというと、龍君、お母さんの故郷は長崎のどこと聞いておるかのというと五島だと思います。俺、思い出したことがあって、俺が小さいとき一回食べたうどんが細くてそうめんみたいなやつを母はうどんだといい食べてましたからというのだ。そっか。龍君にとってはお母さんのいい思い出なのかもしれないなというと、何とか探してみるよというおじいちゃん。すると俺の父のほうも探してもらいたいんです。父は犯罪者だけど、もうこれ以上罪を重ねてもらいたくないんです。という龍君に、おじいちゃんはもちろんじゃよ。わしも調べるとして、さっそく事務所の若い者に長崎で調査を頼んでくるというと、おじいちゃんは早速電話をした。おじいちゃんはわしは薫と龍君の事が知りたい。で、二人はどんな関係じゃというおじいちゃんにすべてを話した。

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