第46話
そんなある日の事、俺はかおちゃんと出かけていた。かおちゃんは最近両想いだったってことが発覚した。彼女は俺の検査結果の件でもし俺が再発してたら、かおちゃんのほうから支えるって言おうと思ってたのだという。それがわかった時、かおちゃんから龍君、いつから私が好きだったのと聞かれたので、俺は白状した。そして今日はデートだ。初のデート。俺はなんて幸せなんだ。そして俺はかおちゃんに、将来俺はかおちゃんをアスリートとしても支えられるようにスポーツトレーナーになりたいというと、龍君のマッサージいやだ。とかいうと俺は落ち込んだ。するとうそだよ。龍君にそんなふうに思ってもらえるとうれしいな、痛いけど私のためにしてくれてるんだもん。嬉しいに決まってるよという。
彼女は買い物をして帰ると、お母さんの明らかに動揺している声が聞こえた俺たちはどうしたのだろうとリビングに向かおうとしたが、俺は聞いたことにショックを隠し切れなかった。まさか俺を追い出した原因の事とは信じられなかった。
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