第31話

ハルさんに連絡を入れた。ハルさんは陸上競技施設と明日の10時はどうというと龍君がOKを出した。

そして言った私にハルさんにコーチよろしくお願いしますといったら、さっそくクスっと笑ってきて、よろしくねというと、まずは10メートルでいいから走ってみてと言われて走った。まさかここまでとはといい驚いてた。かおちゃん。すごいね。君は逸材かもしれないよといわれるが、私はどこがすごいのかわからなかった。

それからどこがいけないのかをいうと、まず腰が低いんだよ。少し高くしてみて。と言われたので、してみた。すると、かおちゃんは修正力といい頭の回転もはやいわ。と言ってくれたハルさん。すると何か思いついたのか、みんなと鬼ごっこをしようかと言われた。えー遊ぶのと思ったが、遊びながらもいいじゃんといい、30分の鬼ごっこをした。今から休憩というと、龍君、覚えておいてね。義足をした足は特に疲れやすいんだ。念入りにこうやってほぐしてあげてねといい、ハルさんが私を触ったが、痛い痛いというと、そっか酷使してるようだね。でも筋肉はいい資質を持ち合わせていると思うよと言われた。

すると龍君がマッサージを見様見まねでやった。さっきと比べて龍君のほうが痛い。痛いというと、力がつよいかなというと、龍君そのまま続けてというとハルさんがしばらく見ていた。すると気持ちよくなってきたので寝てしまった。

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