第29話
彼らが帰った後、僕は譲にああー彼ら面白かったねという。
譲は龍は僕の院内学級の時の友達。というのだ。
譲は彼の病気の事を話してくれた。知っておく必要があるので話してくれた。急性骨髄性白血病かあ。そうか。龍君は怪我が命取りになりそうな感じだな。でも後半年何事もなかったら完治したといっていいのか。と思った。それにしてもかおちゃんは筋肉の付き方といい、体幹がよくないとあそこまではならないと思う。彼女は素直ですごくいい子だし頑張っていけば世界を狙えそうな感じだよ。あの身体は見た感じでは長距離でも行けそうな気がする。生かすも殺すも僕の腕次第ってことかと思う。あのハンドメイドの義足を作ったのは義足の神様と呼ばれる良一さんだろうと思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。