第28話

俺とかおちゃんは譲の家に行った。すると中に招くとここで待っててねといい通された。するとこんにちわと入ってきたのは、筋肉質のコワモテの人でびっくりした。こちらは土井晴さん。通称ハルさんだよというと、かおちゃんを見てこういう。いいカラダしてるよ。切断する前なにかしてたでしょと言われて、かおちゃんは総合格闘技をしてましたという。一瞬俺たちは引いた。正直かおちゃんって身体がしっかりしてると思った。すると驚いたハルさん。体幹しっかりしてるしいいとは思う。でも競技用の義足はすぐはしれるものでもないことは自覚してね。でも君ならきっとできそうな気がする。かおちゃん。いつでも僕は君を歓迎するよと言われた。この義足いいなというハルさん。この義足は結構足に馴染むの早かったしオーダーメイドでしてもらったんですというと、競技用の義足は規定はあるけど、その人に作ってもらったほうがいいかもねと言われたので、今度出かけるときに作ってもらおうと思ってますというと、俺も一緒に行くといった。その時だった。ふーんかおちゃんの事が好きなんだねというハルさん。かおちゃん痛いとかいってくれないんだもん。だから一緒に行って俺が無理しないように見張ってるだけだというと、ふーんそうなんだ、それじゃ練習も着いておいでよ。君にしてもらいたいこともあるしねというと、龍君、病気だから、あまり無理はさせないでねとハルさんにいうと、かおちゃんの身体のケアを教えようと思ってね。と言われて俺がかおちゃんの身体を誰にも触られたくないとハルさんはわかってるみたいだ。それならいいというと、義足が出来たら電話してというとハルさんが名刺をくれた。その名刺の肩書でびっくりしたのだった。障がい者スポーツトレーナーで市役所の職員だったのだ。

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