第17話
そしてかおちゃんを連れて隣県の彼の職場に行く。
おっちゃん。久しぶりというと、龍久しぶりだね。また何か悪知恵かというと、そんなんじゃねえよというとおっちゃんは笑った。ちょっとおっちゃんに会わせたい人がいてさ。というと、島谷さん夫婦とかおちゃんがやってきた。そしてあいさつをして塔矢の義足を作っていただいてありがとうございました。それで塔矢君はと聞くと、天国にというと残念そうな顔をしたのだった。塔矢は天国に行ってしまいましたが、またあなたに作ってもらいたくて義足を頼みたいんです。この子は塔矢の妹でして、事故でこうなってしまったんですというと足を見てもらったのだ。おじさんは足を失ったのは残念だけど利き足じゃなくてよかったねというと私のある足をギュっとした。
お嬢ちゃんの足はすごくバランスが良くていい利き足だよ。膝からしたかあ。まずは型を取らせてもらっていいかな。この薬品をお母さん足に塗ってあげてくださいといわれて塗るお母さん。そして石工と呼ばれる型にはめ込んだ。これでいい。といい抜くと、どんな足がほしいといい、型番を持ってきた。するとおじさんはかおちゃんは女の子だからといい色々見せてくれた。これほしいなといったのは肌色の義足だったのだ。スカートをはいても違和感なさそうと思ったのでまずはこの義足を作ってもらうことにしたのだ。
おじさんは自分の手で作って届けるという仕事をしてるので忙しいけど、気長に待ってねというので待った。
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