第15話

どうぞと言われて、入ると、すごくきれいにしてると思った。

すると彼女さんは、初めまして、私、宮本麗華といいますという。

麗ちゃんと呼ぶと、紹介するね。こっちは牧野龍。龍は悪仲間の三人組の一人だよ。というとくすくすと笑って知ってるよというと龍が懐かしそうに、麗華、誰か見違えるように本当にきれいになったなという。そしてこっちが島谷塔矢の妹の薫ちゃんだよというと。よろしくねというと、塔矢君。一番やさしくてかっこよかったね。もし生きていたら、譲君とライバルだったかもというので、吹き出してしまった。そうなんだ。という私。すると龍君は彼女作らないのと聞いたけど、出来たら紹介するといってきたので、そっかというと笑っていた。

彼女はちょっとごめんと言い、かおちゃんは平気かもといい譲が説明してくれた。麗華はね。一型糖尿病なんだよ。というと塔矢から聞かされて知っていた。一型は一生インスリンという注射を投与しなければならないからカオもあったらびっくりしちゃだめだよと言われていた。これで大丈夫というと、慣れた手つきで注射をおなかに打つ彼女。そして売った後、これで大丈夫。今から楽しいお茶できるよと言い、お話をしがらみんなでお菓子を食べたり飲んだりした。するとみんなの話題が院内学級の話になった。私は聞いてることにした。みんなが私のほうを見てきたので、なにと聞くとかおちゃんは院内学級の話してもいやじゃないと聞いてきた。すると、うん、別に。結構ガキ大将だったってみんなの事を知れるのがうれしいよというと、かおちゃんの事も知りたいなというので、私の子供時代の時のことを面白おかしく説明した。公園でよく遊んでたこと、じゃあ塔矢がうらやましがっていたこと。そしてグレていたことを話すとみんながなに。それといい、塔矢って院内では優しい王子様って呼ばれていたよ。本当にグレてたとかっておもしれーよ。というと、でもかおちゃんが知ってるのは本当の顔なのかもなと3人がいうと、懐かしそうだった。

そして立った私の足をみて、事故で足を失ってしまって残念だったよな。本当に塔矢は走り回ってる薫ちゃんが好きだったんだよというので、競技用の義足買って走ってみようかと言ってみたら、みんなは、本当にやりそうというと龍が心配そうな感じだった。すると何を思ったのか。かおちゃんちょっと義足のほうの足みせてみなというのだ。外してみた足を見て、かおちゃんこれ骨にあたって痛いんだろ。この義足はあってないよ。塔矢もね。こんなことあったんだよ。かおちゃんはやっぱりそんなことが塔矢に似てるわ。無理したらだめだからと龍君が言った。譲君は帰るときは送るよというと譲君と麗華ちゃんは心配してくれていたのだった。

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