第10話
その日の夜の事だった。かおちゃんは元気がないことに気が付いた俺はかおちゃんを部屋に呼ぶとこういった。
かおちゃん。俺頑張ってることは知ってるけど、そこまで頑張ることはないよ。かおちゃんは今をきちんと生きてる。それでいいんじゃないかなっていうと、竜君ありがとうというが、心が入ってないような感じだった。するとかおちゃんは、私って気持ち悪いよね。足一本しかないしというと、俺はそう思わないよと言ったら、ありがとうと言った。少しだけ心が戻ってきたみたいだから安心した。
そして俺の学校に転校生が来た。その子は車いすで登校してきた。
かおちゃんはその転校生が言った言葉で救われたみたいだ。
クラスに問う、その言葉はこうだった。
みんなは車いすの僕の事をどう思いますか。正直めんどくさいとおもってますよね。僕は足を動かせないことで、移動手段として車いすを使ってるだけです。中身はお笑いが大好きで少しエロいそんな奴です。という彼は私に向かってこう言ってきた。その髪飾りかわいい。僕の彼女も髪飾りが好きでしてるというと、彼はかおちゃんの心をバリアフリーにしてきた。どんな彼女ですかと聞いてみたら、美人かかわいいかっていったら美人なんだ。それに強いねというから、笑った。
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