第7話

そして薫とお母さんに会った。薫はどうしてという顔をしているので、おい、竜君お風呂に入っておいでというと、俺がいない間にあんな家にいたら竜君は壊れてしまうよ。また無理をしてしまうよ。という。すると、お母さんは竜君を引き取りましょう。塔矢もいないし、寂しいと思っていたのよ。かおちゃんいいでしょというと、いいよというのだ。俺がお風呂から出てきたとき、お母さんが台所で何かをしてた。俺はびっくりした。塔矢が好きだったから、竜君は塔矢が好きだったものを食べたがってたしというお母さん。俺のためにと思った。それはオムライスだったのだ。おいしそうだといい、食べた。すると薫が竜君の部屋は塔矢の部屋にしようかと言われた。

俺はいいけど、塔矢は使われていやじゃないかなって言ったら、そのままにしてるけど、使ってほしいの。塔矢多分竜君を迎えたいと思って薫に引き合わせてくれたような気がしてならないしといった。

俺は使ってもいいなら使います。でもなるべくそのまま残しますねというと、ええー好きに使っていいのよ。でもありがとうというお母さん。俺はそして部屋に行った。

かおちゃんは隣の部屋にいるのだ。夜部屋に来たかおちゃんは一緒に寝ようといってきた。俺は焦った。かおちゃんダメだってといったら。冗談だよ。でも塔矢とはいつも寝てたからねというので、塔矢は兄貴だからいいんだ。でも俺はかおちゃんの兄妹じゃないしというとそっか。そうだよね。というと彼女の部屋に帰っていった。

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