母が私に言った言葉

第29話

最近、マコトさんではなくマコトと呼べと言われた私。もう俺はお前の彼氏なんだからというマコト。そう私はマコトと呼ぶようになった。

警察のサトルさんがいて、私とマコトを面会室に通すとここでお待ちくださいと言いお茶を出してくれる。

今おびえてるのかな。私。そう思う私にマコトさんは、おびえたっていいからさ逃げるなといい、もし、ひどいこと言われても俺がいるからといい、安心させてくれる。

私逃げないよというとマコトはよしいい子だといいあたまを撫ぜてきてくれた。

その時だった。アリサさん、マコト入るぞといいサトルさんに連れられて母は入ってきた。

そして、私に母はこう告げた。

アリサ、お元気そうね。よかった。私はあなたに虐待をしてしまったからおびえてるのも無理ないわ。私は今カウンセリングを受けながら、日々あなたに謝らなければと思い、こうして謝る機会を与えてくれた警察の人に感謝してるの。アリサ私が許せないよね。私はあんたにとってひどい母親だったんだから。今もあなたを苦しめてる。そうよね。ゴメンなさいといい謝る母に私は、お母さん、ちゃんと間違ったことを認めてくれたらそれでいいの。ありがとう、お母さんの口から謝罪を聞けてよかったというと、母はアリサは優しい子だから、あんたを生んだこと間違ってなかったという母。そして、あの時はアリサを助けてくださってありがとうございます。警察の方にお話を聞いております、あの時、来てくださらなかったら私は、完全にアリサを殺してました。そして、アリサと会えない私に手紙でアリサの日常について教えてくださったのもあなたですよね。という母。

マコトは、いえいえ、当たり前のことをしたまでです。という。

アリサはもう成人になるから、自分の事は自分で決めていいの。だけど、あなたが疲れたときとか私の家に帰ってきていいからというと私に新しい母の住んでる住所を紙に書いて渡してくれた。

最後に抱きしめてくれて、アリサ幸せになってねという母。

ありがとうといい、母にまた遊びに行くことを約束して、マコトと一緒に戻った。

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