高校卒業式の代表になった私

第24話

私は高校3年生になった。私はマコトさんに大学にはちゃんといけと言われてるので、卒業したら4月から短大に行く。

学費はもちろん自分で出したいが、マコトさんから止められた。

後一人暮らしもお前まだ一人暮らしは早いぞ。というか県外に行くってなら仕方ないがお前は地元の短大だろうがそれに家賃ももったいないぞっと言われ仕方なくあきらめた。そのかわり、カフェのお金を少し入れるよ食費の足しにしてといったら、それはありがたくもらいますというマコトさん。

お前の教育費は市からの援助金で出すから大丈夫だと言われた。そういえば、マコトさんってどうやってお金稼いでるんだろうという疑問だ。

マコトさんは、この家は家賃は発生しないよなんでかっていうと親が買った土地と家だから亡くなったから俺が引き継いだだけだし、それにここはアリサみたいな虐待された子供たちを一時保護してることも踏まえて、俺にもお金が入るんだけど、それで俺は生活できるってわけ。それにバンドも収益は多少だけどあるしね。というと、私の前にも引き受けた子いたのって聞いてみた。ああーいるよ。これまでに3人を一時保護しましたよ。その3人は兄弟で、奇跡的に同じ里親に行ったけどね、と話すマコトさん。里親っているんだっていうと、今度その子に会いに行くことになってるんだけど、アリサも同行してみるって話をすると、私もマコトさんに言わなきゃいけないんだけど、卒業論文書いたらそれを読むことになったのよっていう私。そうなのっというマコトさん。俺卒業式いけないかも、その日実は市役所に話をしないといけないからというマコトさん、残念がる私をみてマコトさんは、あしながさんもいけなかったんだろうっていうから、そうだったよね。あしながさんは卒業式に病気になったんだったでもその後ジュリーはあしながおじさんの看病して結婚するんだよという私。間に合ったら行くからとマコトさんが言う。

今度の日曜日開いてるとアリサと聞くと、私はあいてるよっという。その日同行してよっというマコトさん。あのガキども悪いことばっかしてないといいけどというマコトさん。私も行ってもいいのっていうと、ああーあのガキどもは若いお姉さん好きだからいってやってほしいというから私もついていくことにした。

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