トラウマ1

第13話

朝、私は学校に行く準備をしてるとマコトさんが起きてきて、おはようというと私もおはようという。

じゃあ学校行ってくるねという私をマコトさんは見送る。

中学校の職員室に行く私。

失礼しますというとタバコのにおいが襲ってくる。

すると、担任の先生が、大丈夫か仙崎外にいていいぞという。

しばらくすると先生が出てきて、仙崎職員室に入らなくていいから、これから日直の時とか先生とかに用事があるときは待っとけと言われる。

先生は尾崎(オサキ)という私のお父さん的な先生だ。

私は保護者が変わったけど、仙崎で通してるのは急に変わるとお前もいやだろうと言われたから。そんな私に先生はそっかと言って優しく受け入れてくれてる。

そして、教室に一緒に行くと先生が、今日の予定を書き始める。

その時だった。仙崎アリサさん、保健室にお越しくださいといわれる。オサキ先生はいってこいというので、すみませんといい出る、そして保健室に失礼します仙崎ですといって入ると藤崎先生は来てくれたのね。今の生活になれたかなとか聞いてきてくれる。

これは定期面談というもので、心の傷を少しでも軽くしたいと藤崎先生のご厚意で開いてる。

こうして放送で呼ばれるのは、今日は保健室利用者がいない合図だ。先生にあのーたばこのにおいがどうしてもだめなんですという私に先生は、あなたは嫌な思いをしたのだから拒否してしまうの、だからゆっくりと少なくしていきましょうねと言われる。その他いろんな話をしてこれから授業に行ってきますといい、別れる。

藤崎先生がお母さんだったらなと思うアリサなのでした。

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