安堵する

第8話

私は目を覚ました。

誰かいる。それにここどこだろうと思う私。

アリサさん、目覚めたみたいだね。よかったよというマコトさん。

ここはどこと聞く私

ここは病院ですよ。アリサさん

そう答えるマコトさん。

今はなんも考えなくていいから、少し休みなさいと言われ少し安心した。

それから毎日マコトさんは来てくれた。

マコトさんはこれからの事を話してくれた。

アリサさんこれからあなたは僕と生活します。

僕が君の保護者として見守ります。

そういうと僕の名前は後藤マコトといいます。と改めて自己紹介をしてくるので、よろしくおねがいしますという私。

それとあなたの母親のことでちょっといいですかと聞かれた。

正直聞きたくなかったけどでも聞かないとダメみたいだから聞くことにした。

裁判所からあなたに会わなきゃいけないときを除いて会わないことや刑期も決まりました。1年3ヶ月です。と言われた。

それからもう我慢とかしないでくださいと言われ私を胸に引き寄せてくれたマコトさん、私は泣いた。声を出して泣いた。

ああーよかったと安堵するマコトさん。私は落ち着いてきたので、あるお願いをすることにした。

あのマコトさん、私には敬語とか使わないでください。とお願いしたらマコトさんはそっか、ゴメンねアリサ。僕は仕事をするときは敬語なもんでと話す。

本当に助かったんだと安堵した。

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