運命の出会い
第2話
中学校に入った夏の暑い盛り。私は分厚い半そでシャツにズボンといったスタイルで歩いてた。学校は制服がない。そのため、自由な服装で行ってもいいことになってる。学校の学生証というのをいつでもカバンにいれて持ち歩くことが義務付けられてるのだ。校則はないけど学力の自信のない者は退学になるという、学校独自のルールがあるのだ。
あるバンドの前を通る私
♪一人じゃないから大丈夫と歌う彼らの声が響き渡る。
それを聞いてると、涙を流す私を彼らは知らない。
あっこんなことしてる場合じゃない、買い物しなきゃねといい、この場から離れ、近くのスーパーにはいる。
休憩にするかみんなというリーダー。
リーダー、お茶ですかと手に取り待ってるマサキさん
おおー頼むというギターを担当してるツヨシさんの横に座るマコトさんは俺はコーラがいいと受け取り蓋を開け豪快に飲む。
今日は終わりにしようかというとおおそうだねといい、お疲れ様ですというバンドのみんなが別の道を歩いて帰る。
私はスーパーで買い物を済ませ店を出ると、おっと突然だった。
私は自転車とぶつかってしまったみたいだ。
ガッシャンという音がして、ごめんなさいという私
相手の人はなんとさっきのバンドのマコトさんだった。
この人バンドの人って動揺したが、彼はイケメンって言葉では言い表せないほど、綺麗な顔つきをしてる。そして優しそうである。私は見ただけで息をのむぐらいの好青年である。
するとマコトさんが「ゴメン、前方を見てなくて、怪我はなかった?」といわれてうなずくと、散らばったものを一緒に拾ってくれて「バンドの方ですよね」と聞くと「うんそうだよ」と言ってきた。私あの歌好きですというと笑顔で笑ってくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。