第36話

そして、ゴマがニャというとおはようという。

お兄さんが葉子ちゃん。昨日いけないことしてたのというと、えっと思った。首筋にはキスマークがついていたのだ。

コレかと思った私だった。

大地の部屋に行くと、大地といい、キスマーク。どうしてここにつけるのというと、苦笑いをした。

そしてお兄さんの後ろに逃げた大地。葉子が怖いといってたので、大地、これはどうみたってお前が悪いよ。お前は独占欲が強いなというと、私がお兄さんにこう言った。お兄さん今日ちょっと二人っきりで出かけましょうかというと、ああーそうだねというと大地はチェといい、大地を置いていった。

まあまあ機嫌治そうよというと、怒ってないですよ別にというとお兄さんがこういった。大地は一途なんだよというと、大地は君を大切にしてくれるよ。というと、僕は大地の彼女を守れてよかった。本当に。康子みたいに君まで失ったら僕と大地はダメになってたよ。というと、お兄さんがこういってくれた。僕みたいに大地にはなってほしくなかったから、葉子ちゃんを守れてよかったといい満足そうな顔をみた私はお兄さんはもう大丈夫だと思ったのだ。

ゴマの話をした私、お兄さんなら言っても大丈夫だと思ったから。

多分、お兄さんも気が付いていたから。そっか。ゴマって言ってることがわかってると思ったらというと、康子も同じようなこと言ってたけど、僕には話をしてくれないねというとニコニコしてくれていた。

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