第25話

朝、お兄さんが久しぶりに調子が悪そうにしていたが、仕事に行こうとしてたお兄さんにゴマが気が付き、膝に乗ってニャというとわかったよ。といい、会社に連絡を入れて欠席をした。

するとベットに横になったお兄さんにゴマがニャと乗り、ゴマ、ゴメン。もう無理しない」というと降りて私の部屋に来た。

大地は今日は寝泊まりなのに、こういう時に困るよと思うが、ゴマがあいつはもう無理しないって言ってたから大丈夫だ。まあ今日は寝さしといてやって」というとゴマはお兄さんの扱いをよく知ってると思った。午後になると少しずつ調子が戻ってきたみたいで、私はほっとした。薬もきちんと処方通り。今日みたいな日に康子がというと、私はお兄さんの言いたいことを止めた。

そういえば康子さんって何が好きだったとか聞いたことないなと思ってお兄さんに康子さんってどんなものが好きだったんですかと聞くと、好きだったものか。そうだな、あいつの好きだったものは絵ハガキだったなあというと、お兄さんは僕もちょっとやってみるかというと、お兄さんははがきに絵を書いて、集中してたお兄さんを見ると、こういうのもいいかなって思った。

こう書いてあった。ゴマさんへ、いつも僕の心配ばかり。今日分かった事。お前は僕の師匠だ。」と書いてあった。

それを見て「そうですね」というとこれ葉子ちゃんにあげるといいくれた。そしてもう一つ絵手紙を書こうとしてたので何を書いてるか覗こうとしたら、ちょっと後で見てもらうからね。葉子ちゃんというと、部屋にいってしまった。

お兄さんは集中してたので私はいいかというとしばらくそっとしておいた。

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