第12話

「おはようございます。大地さん」というと、「おはよう」と帰ってきたのだ。そして大地さんが病院に行くのを見送った後、私は部屋の片づけをしようと部屋にいった。するとご主人様と聞こえた私は気のせいかと思った。そしてもう一回ゴマをみた。その時だった。「おい、主人様」という声がした私は、ゴマをみた途端「ご主人様」と言ってきたのでびっくりして、「ええーしゃしゃしゃ」と言葉が出てこない。するとゴマが「ご主人様、なんでか二人だとしゃべれるんだよ。前のご主人様もびっくりしてたぜ。しゃべってるんだもんよ」というと、ゴマは「ご主人様、大地が帰ってくるまでしゃべろうぜ」と言われた。するとゴマに前のご主人様はなんで殺されたの」というとゴマは「それだけはいえねえ」という。私は話を変えた。「じゃあ大地さんの好きなものって何」と聞いたら、「それは葉ちゃんだ」という。すると「兄貴から葉ちゃんは康は同じ匂いがするって言ってたぜというと、実は俺もそう思ってたんだよ。葉ちゃんは大地に勇気を出して話してみるつもりねえか」と聞くと、まだそれが出来ないから言ってるんだよというと、ゴマにだけちょっとだけ話した。「葉ちゃんの裸写真がだと。というと一瞬悲しそうになった。「おい葉ちゃんよ。両親知ってるのか」と聞かれて「わからないけど、私からは言わないよ」と答えた。「そっか。あんた辛かったな」と一言。するとその時玄関から音が聞こえた。ゴマと一緒に降りるとそこにいたのはお兄さんだった。

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