第11話
「ただいま」と帰ってきたとき、お兄さんはリビングでコーヒータイム中だった。
買ってきたものを一緒に運ぶという気遣いも見せてくれた。大地と呼ぶと、「俺、明日会社が午後から出勤でいいって言われてさ。なんかしなきゃいけない事あるかな」って言ってきた。すると「いいよ。体調整えてあんまり頑張らないようにしないとね」というと、「そっか」といった。
「じゃあ俺帰るから葉子ちゃんまたね」というと帰っていった。
「先生」って呼んだら、「葉子ちゃん、俺の事名前で呼べない」って言われた。
「大地さん」と呼ぶと、「まあそれでいいかな」といい、嬉しそうにしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。