第6話
先生が外出を許可してくれた。でも先生が同伴が条件で。
どうしても行きたかった所。それは猫カフェだった。
わー猫がいっぱいだ。かわいいというと、じゃれ合ってる猫がたくさんいたのだった。その時、お母さんとお父さんの事を思い出してしまった。そういえばどこに行くかも言わずに飛び出してしまったから心配してると思ったが、ちょうどそのごろお母さんとお父さんが警察に被害届を出していたのを私は知る余地もなかったのだ。
お父さんは情報を得るために動いてくれていた。お母さんは私を家で待ってくれていた。今の私は両親が心配してることに気が付かない親不孝者だったのかもしれない。私は親に手紙を出して、私は無事です。心配させてるのはやまやまですが、私を探さないでください。自分の気持ちが落ち着くまでそっとしておいてくださいという手紙をポストに投函した。
猫カフェに戻ってみると、先生はあっという間に猫に囲まれていた。
またたびでも持ってるのかと思った私は聞いてみた。
「持ってないけど、俺好かれるの」というとしばらく見ていた。
そして猫がいなくなったため、私の頭をポンポンとすると、「行こうか」といい、手をつなぎ病院に戻った。
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