第72話

はいお茶どうぞというと、ご無沙汰しております。すみません。何も連絡もせず来てしまってというと、いいよいいよ。普段お客様がいないし。療治が貢さんと南さんと由夏だ。

美空が充さんと南さんと由夏ねえを見回す。すると貢さんはこういった。療治は知ってるんだけど、由夏とは血がつながってないけど、一応家族なんだというと、似てないからびっくりしたでしょ。そうなんだというとこの人たちは笑っていた。由夏はちょっと事情があって僕らと養子縁組してひきとったんだ。僕たちもいろいろやったんだけど子供が出来なくて奥さんも足が悪いし無理させられないし、僕も虚弱体質ってやつで病気になると抵抗力がないからねというと、貢さんと南さん。このお菓子はパパが焼いたんだよというと食べてという由夏ちゃんは気遣いのできるお姉ちゃんだった。療治が美空緊張してるなというと、誰かさんもそうだったねというと、ああーそうだったねというと、僕がビクッとさせちゃって相当緊張してたんだよというのだ。その誰かさんというのは幸さんですかと聞くとああーそうそうというと、あははというと貢さんは少し落ち着いたみたいだねというとよかったと言うと療治ここまで来るのに大分時間かかったが、今は慣れてくるとのがせれるまでになったもんな。というと美空ちゃん。おいしいというと、はいおいしいですというと、笑ったみんなを見てよかったと思った。

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