第57話
昔の古い親友です。和田誠のご家族がまだ未成年なので、説明は僕のほうでお聞きします。お願いします。何か情報がわかりましたら教えてくださいと言って連絡を入れてくれた。多紀さんはちょうど暇な時だったようで、連絡を待っていた。僕たちの面倒を見ながら。
連絡が来た。そして教えてくれたことは、父はその日小さな子を追いかけていった。するとその地雷を踏んでしまったらしい。その小さな子は無事だったとのこと。でも父は出血多量で運ばれて、意識不明だったそうで、取り戻すことなく亡くなったそうだ。痛がる間もなかっただろう。それだけ和田君は一生懸命だったみたいでね。本当は後一か月したら医師団を引退して君たちの元に帰るつもりだったそうだ。本当に後悔が残るよというと、これね。治療して助けた子たちからの手紙なんだ。帰ってきたら読んでもらおうと思ってたけど、君たちにわたしておくというのだ。父への手紙、感謝してるとか、ありがとうとか子供たちにはゴリラ先生って呼ばれていたことを知った。僕はこう思った。救った人達は幸せになってほしい。そう思った。これから僕たちは施設に行くといい、多紀さんに伝えたら、多紀さんは今、友達から連絡が来てお前らそこに連れて来てくれって言われたから行こうというと、車に乗って一軒の家に向かった。こんにちわというと僕たちは多紀さんと入った。すると一匹の猫が目に入った。大きいと思った。リビングに案内された。その猫は扉を開けてある人の膝に乗った。じゃがというと、その人がこういった。お前は賢いと。するとお客さんかというと、弘紀、君の心待ちにしてたお客さんみたいだよというこの人は車いすに乗り弘紀さんの元に向かった。その時だった。弘紀、僕はこの子たちに何も説明もしてないからね。ちゃんと説明してあげてねというとああーという弘紀さん。そして多紀さんは帰っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。