第47話
まあ、正人いいじゃねえかというと昴は正人が人間らしいから多分芳郎を薬を断てたんだろう。というと、彼とはいまだに仕事してるしね。正人は俺を本当に心配してくれてさ。俺、今でも正人いないと無理というのだ。へえ。お前らも先生と一緒だろうというと、幸さんと弘さんとというか、そんな関係じゃないよ。そういったこいつら。でも時々、正人にキスされそうになるんだけどさ。というと、芳郎は俺女好きなのよというのだ。うんたしかにねと言う正人。正人は何回も告ってるんだけど、振られるのというのだ。そんな正人はちょっと仕事だからまた後でねというと、見送った俺。芳郎がこういった。正人は俺の事が好きだって全力で告ってくるけど、俺、嫌な気はしないよ。でもね。俺も好きだけど、俺と違って正人はさ。俺、正人の為に自分がふってるのに。俺は世間では犯罪者なんだ。正人が好きだって言われてもさ。というので、なあ。芳郎。確かにそうなのかもしれないけどな。俺も先生たちとかの話を聞いてるし、苦労もわかる。俺の奥さんの話になるんだけど、俺と付き合う前にちょっと家族でなんかあったらしくてね。それでも俺は奥さんに一目ぼれした。今でも奥さんやってると奥さんが私は醜いっていうんだ。でも俺はそんなこと思わねえし。奥さんを愛してる。それだけでいいと思ってる。それをお前はどうだ。お前の本当の気持ちってやつに蓋をして正人が好きなのにも関わらず。過去がお前を縛り付けてる。だけど正人は過去を知ってるし、それでもいいと思って言ってんだろうというと、やっぱ昴君に会えてよかった。ありがとうねというと、俺はそのまま幸のいるホテルに戻った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。