第45話

芳郎、と言うと、昴君というと、今日はあってくれてありがとうという僕は日向芳郎というのだ。すると僕のしたことのせいで昴君を苦しめたことを謝った。僕は覚せい剤をしてしまった。悪魔の薬といわれるやつを。それを昴君は止めてくれた。彼はそれ以前に友達を覚せい剤で失っていたのだ。多紀さんは僕にこういった。芳郎。ここで一からスタートだというと退院後、僕はこの田舎のほうに引っ越してきた。この街にはおじいちゃんとおばあちゃんが多くて、僕はここのおじいちゃんとおばあちゃんに世話になることになった。すると僕の所に幸人先生を知ってるというその学校の生徒に会うことが出来た。それは僕の一生の友達で恩人だった。内木正人という彼。おばあちゃんと暮らしていた彼は、芳郎、ここの街の人たちいい人でしょというのだ。僕はここの暮らしが大好きなんだけど、こっちに高校はないから、卒業したらこの街から僕は出ていくんだけどね。でも、この街に戻ってきたいと思ってるよ。この街の人たちとなにか名物を作りたいって思ってるのという彼。正人はしっかりしていると思った僕は彼だけに覚せい剤をやってたことを話した。すると彼は芳郎。覚せい剤をやりたいとまだ思ってしまうよね。でもさ。覚せい剤は怖いよ。今度そんな薬に手をだしてしまった時は、俺は君を刑務所に入れる。それがどんなに芳郎が嫌がったとしても。悪い事でしょ。それは。でも、僕はそんな薬に手をださせないように芳郎を見張ってるよというので、正人のこの言葉によって僕は薬にはもう手を付けないよと言った。そんな正人は朝、僕が弱いのを知ると、迎えに来ては僕が起きないことを知ると、乱暴なやり方で起こしたり、いい事と悪子ことの区別がつかない僕に、いいことをしたらほめてくれたりとか、悪いことは悪いといってくれたり、その場で教えてくれる。そんな友達であった。そんな友達は僕にこういった。僕の家族は育児放棄をしたの。僕ねえ。それで万引きしてこっちにおばあちゃんがいてきたの。それを手助けしてくれたのは幸さんで、幸さん。僕の寂しさに気が付いてここのおばあちゃんと暮らすことで学校を転校した僕にも手紙をかいてくれたりとかしてるんだ。とってもいい人なんだ。そっか。それで多紀さんも僕を幸さんの学校に転校させてくれたのかって思った。でもそんな多紀さんに僕は痣として返してしまったと思った。僕は気持ちの整理がつくのに5年かかってしまった。で多紀さんに手紙であの時、自分の心が弱かったことで迷惑をかけてしまってごめんなさい。そして僕は黒後昴君にも手紙を書いた。そしてその手紙を昴君が読んでくれたみたいで、返事が来たのだ。会わないかって。僕はそこに電話をして会いたいと言ったら、今度会いに行くと言われて今、会ってるのだ。

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