第30話

可愛いとかおちゃんと呼ばれた人がいうと、私牧野薫っていうの。美空ちゃん会えてうれしいというと、こんな美人さんの前に私は緊張してしまってなにもいえなくなるのだ。すると、牧野龍です。よろしくなと自己紹介してくれた男性。その人もかっこよすぎて私の緊張はピークになってしまった。おっさんがそれに気が付いて、まあまあ。二人とも、美空は美人さんとイケメンだと思って話がしにくいみたいで。というと、薫さんはクスクス笑っていた。私そんなにきれいというので頷いた。すると、美空ちゃんも可愛いというと抱き着かれた。私はこんなきれいな人に可愛いって言われてしかも抱き着かれてしまったためか、緊張が解けた。おっさんは美空よかったな。お前今いい状態だというと、おっさんというとなんだという。この人、芸能人か何かというと、おっさんは牧野さんはな。ある意味有名な夫婦。かおちゃんは管理栄養士でワールドアスリートで働いてるんだ。で、かおちゃんは義足なんだよというのだ。義足ってと思うと、これと取って見せてくれた。まさか足がないなんて気が付かなかったというと、そうかな。歩き方とかでわかる人いるけど、そう思ってもらえてうれしい。そして牧野龍さん。まあわかると思うけど、お父さんのケアしている人、いい人なんだけどさ。幸さんが嫌がってるのは牧野さんのマッサージって誰もが眠ってしまう。龍さんは眠りの魔術師なのよというのだ。美空もマッサージしてもらうか。今日は無理だけどね。というと、私はおっさんのマッサージでいいよというと、いいから一回マッサージ受けたほうがいいと思う、だけど今度なというのだ。一回遊びにいかしてもらうねというと、こんな美男子にと思ったが、かおちゃんは緊張する暇ないからね。龍君のマッサージってというのだ。かおちゃんはこうもいった。私もやられて眠り姫になってしまうのって。

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