第29話
療治、美空ちゃんは女の子だからね。食細いの当たり前。それに今まで食事をまともにしてきてないんだから。でも食べれるだけ食べてという弘さん。弘さんは決して無理強いをしないのだ。幸さんもそんな弘さんの事を一切言わない。幸さんも食が細い。だけど私と違う。健康的な感じだ。私はというと極端に少ないため、おっさんによくガリコツと言われてる。おっさんが私のために言ってくれていることはよくわかってるから、ありがとうというと、ああという。あっ折れたと敬君。何のことかわからないでいると、幸さんの携帯に電話が鳴る。それを取ると、かおちゃん、今から牧野トレーナーが一緒に来るって。マジでというのだ。えっ怖い人なのかなと思う私にこういった。大丈夫、かおちゃんは食事に厳しい人だけど気にしないでねというと幸、最近さぼってるからね。会いたくないんだねというと、違うって。だって僕だって忙しいからねというと、突然、聞こえてるよ。俺のマッサージ嫌だって。眠っていろんなことできなくなるのがっていう人。それを聞いて幸さんはまじ来たというと、ああー嫌だ。また眠りになってしまうというとにこりと微笑んできたのだ。何々、今日今からマジされたい。分かったというとニコリ微笑んできた。すると、まあまあ龍君。今日はいいじゃないの。また、来てね。幸さんという女の人。マジ綺麗と思った。かおちゃんというと、あなたが療治君のとこの美空ちゃんと言われてこくりとした。
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