第8話

私はおっさんと車に乗った。そしておっさんはこういった。美空、買い物したことあるかと失礼発言。私はあるよ。おっさん。たまに妹がお金渡してもらって入用なものは買ったよというと、おっさんはその入り用ってなんだ。お前。って聞くおっさんに私は言った。女の子になった時のあれとカイロだよというと、カイロってと聞かれたため、たまに布団の中に入れてたのというと、お前の部屋って暖房もねえのかよという。暖房ってなにと聞くと、俺の部屋、暖かかっただろう。あれ。というので、ああーと納得した。確かにポカポカしてたな。と思う。美空。お前さ。手足が冷たいな。これから毎日、お前のいるところはぬくぬくにしておいてやるからというので、おっさんのそれを聞いて笑ってしまった。クスクスと。じゃあおっさんはお前の笑顔可愛いと真っ赤にしてる。そう言ってるうちに着いた。ショッピングモールという建物。大きいと思ってると、さてとこれから寒いし、暖かい洋服を買うか。それと妹にあってもおかしくない服をなというと、おっさんと店に入った。みんなに迷惑になりそうなペースで歩いていたら、おっさんは大丈夫。ゆっくりでいいから行こうなというと、私と手を繋いで私のペースで歩いてくれていた。おっさんと店に入ると、おっさんは私の着れそうな服を選んでくれた。試着室で試着してみたが、私これ自分に合ってないと思った。フワフワのもこもこの暖かいこの可愛い洋服。でもおっさんに見てもらうと、おっさんは似合ってるといい、私を見ると可愛いというのだ。おっさんはそのほかにも5着ほど買い、そしてお会計をした。

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