第48話

朝起きるとノンちゃんにびっくりされたのだ。ノンちゃんは僕の胸で眠ってしまっていた。それを朝気づき、「アオさん。すみません。私重かったですよね。」と言われたので「いえいえ。大丈夫ですよ」と言ったのだ。そこにダイキが現れて真っ赤にしてるノンちゃんに「胸で寝たくらいで真っ赤にするなよ。アオイだって困るっての」というと、レイトが「その辺にしておけよ。アオイ、これ持ってきたぜ。お前の父さんが喪服着ろってさ」というとレイトが持ってきた喪服に袖を通す。ネクタイを締めようとする俺にノンちゃんが「アオさん。やってあげる」といい、ネクタイをむすんでもらった。イチカが「ふふふ。夫婦みたい」というと俺は真っ赤になってしまった。「アオさん。できましたよ」というと「ありがとうございます」といい離れた。そんな様子を見てレイトが照れていたが気にしなかった。

私も喪服に着替えた。

喪主は花菜ちゃんの旦那の光義(みつよし)さんが勤めることになった。

喪主あいさつの時に私と花菜さんを呼ぶとこう語る。

喪主を務める石崎光義といいます。宿田信義は僕の妻花菜の父です。妻はよく言います。私の本当の父ではないけど、私にとって父は勇敢な父だったと。そしてもう一人の娘望さん。彼女は父の弟の娘です。彼女の両親は不運な事故によって帰らぬ人となりましたが引き取ったのは父です。父を生前から知っている人はこう語ります。父はとても温厚で面倒見が非常に良かったと。僕はそんな義父を誇りに思います。これからもこんな父の愛情を僕たちが引きつぎます。今日、葬儀に参列していただきましてありがとうございました。といった。

そして葬儀の後骨だけとなったおじさんの位牌は私が管理するということになった。おじさんしばらくは一緒だよというと抱きしめた。明日から学校。おじさん本当にありがとうね。私頑張るねと空に向かって言った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る