第31話

宿田ですよ。久しぶりですね。と言われてびっくりした。

俺の弟は望の母親の婿養子になったんですよ。望のお母さんの家は跡取りがいなくてね。美奈子さんは結婚してまして、その人の旦那さんがうちの弟がなくなった後、婿養子になってくれたみたいでね。姓が違うのはうちの妻が名乗っちゃダメって言われたみたいですね。毎月二十万は妻が遊びに使おうとしたんでしょう。私も妻には言ってないんですよね。このまま離婚して妻を追い出してやりたいですけどね。でもその前に妻を望に二度と近づかさないようにしておいてやらないとね。」という宿田さん。ノンちゃん、このおじさん。とんでもない人なんだよ。「弁護士さん。どうしますかね。という宿田さんに「ノンちゃんの貯金はどこにあるのか教えてくれ」と言ったら、これだよ」というと宿田さんは俺に渡してくれた。その中身の金額には俺もびっくりしたのだ。この通帳は結局使わさないまま残ってるのだ。なんとそこには桁数がみたようなことのない金額だった。このお金どうするつもりだったんだ。この人は。「僕のお金だったら妻に渡せるけど、この通帳の金額は出さないよ。どうする気かって恵まれない子にに寄付してやろうと思ってさ。望には悪いと思うけど、こんな額のお金は望だってつかえないとおもうんだよね」というと別の通帳を見せてくれた。これな。僕が毎月積み立てて望に貯金してきたんだよ。これは望に渡してもらいたいなというが、僕がしばらくは僕が月の20万は何とか工面するとして、絶対に望にも会わないように念を僕から押しておく。その誓約書もサインさせるよ。と言ってくれた。

また後日、連絡する。その時までは妻には気づかれないようにするから」というのだ。

レナにこの話をするとびっくりするかもな。宿田さんはどうしてこんな女性をとも思ったが、あの人の心の声で「僕と奥さんは戦略結婚したんだ。仮面夫婦ってやつ」というのだ。俺はなるほどとは思ったがいわなかったが、帰ってレナに報告しないとな。あいつのほうが仕事では上だからね。というと、俺はさっそく事務所に帰った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る