第5話
今日もお仕置き部屋に入れられた私は、ここんとこ毎日、母や父の事で「お前のせい。」といわれるから、私はダイ君と関わったらダイ君を不幸にすると思い、避けていた。
ある日、ダイ君が私の様子がおかしかったのを不思議に思い、聞いてきた。「私、親を不幸にしてしまったの。私がケーキをねだったせいで親は通り魔にあって亡くなってしまった。ダイ君と仲良くすると、ダイ君が」というと、「ノン、そんなことで俺を避けたのかよ。ノン、俺はお前と友達になりたくてなったんだぞ。それにお前が不幸にする。なんじゃそりゃ。訳が分からん。俺にとってノンはヒーローなんだぞ」というダイ君。
「今度は俺がお前を助けたいと思ってる。もし助けが必要な時は言え。いいな」という。ダイ君は暇があれば、私と話をしてくれた。
そして小学校を卒業すると同時に、ダイ君は隣町に引っ越した。
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