第318話

まず手始めに向かったのは、裏庭。



そこにいたのは、裕貴と玲衣さんと達沙だった。



裕貴の肩には、マヤが乗っていて、私を睨んでいるのはまあ、言わなくても分かるだろう。




「お、どうした?」



達沙はそう言って、私を上目遣いで見るのでちょっと可愛らしいと思ってしまう。



「うん、写真撮ろうと思ってさ。」



「お、いいね!先行ってんぞ!」



嬉しそうにそう言って、達沙は校門の方に向かう。



……相変わらず、速いですね。



次に裕貴に声をかけようと思った時、真後ろに裕貴がいたのでびっくりした。



「わ!?」



「……面白くねえ。」



と口を尖らせていたので、それにもびっくり。



「どどどど、どうしたの!?」



そう焦ったように聞くと、その尖らせた口のまま、言う。

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