第307話
泣くに、決まってる。
泣くに、決まってるじゃない。
橘君のために泣いて何が悪いの?
私の所為で、死んじゃったんだもん。
「大切な家族を……、私の所為で失っちゃったんだもん。…泣いちゃう、よ。」
どうして、死んだのが橘君だったの?
どうして、アナタは咄嗟に私の目の前に出てきたの?
ねえ、どうして?
どうして死んだのがアナタで、………私じゃなかったの?
と心の中で思った時だった。
「橘も阿呆だが、お前はもっと阿呆だ。」
父さんはそう言って、ペチリと軽く私の頭を叩く。
どうしてそんなことをされたのかさっぱり分からず、戸惑っていると父さんは私を抱きしめて言う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます