第75話

京也さんは面白いのか、肩を震わせて笑いをこらえている様子が目の端に捕らえられた。



……別に面白いことなんて、してねえんだけどな。




「『佐伯組』の佐伯皇紀。」



名前だけ言って、俺はまた欠伸をする。



こんな面倒な会合なんて早く終わればいいのにな~。



そんな願いを込めてした欠伸は、空気となってしまい消えていく。




そのまま、永遠と続かれるのかと思った会合に、俺は何も聞かずにずっと座っていた。

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