第35話
「……僕、女装趣味はないです。」
「え~、でも可愛いもの好きじゃん。」
「それとこれとは、話は別ですよ。」
「そう?」
と話は聞いてくれているようだけど、一向にこれと取り換えてくれるものはないらしい。
というか、わくわくした子供の目みたいな瞳で僕を見てくるので、よっぽどこれを僕に着てほしいみたいだ。
……気が進まない。
というか、一度も着たことのなかったものを着て、知らない人の前で晒さないといけないのか。
……複雑すぎる。
「これ、着ないとダメですよね。」
「うん。」
「……絶対ですか?」
「せっかく、親父が初孫のプレゼントじゃーって言って、用意してくれたんだ。……着てやってくれや。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます