第34話

僕は嫌な予感と共に、その箱を開ける前に皇紀さんを見る。



皇紀さんはニコニコといやらしい笑い方をして僕を見ていたので、僕は的中したと理解した。



でもせっかく用意してくれたのに、見ないわけにはいかないので開けることにした。





そして、その中に入っていたものとは…――










「……え?」



「いや~、親父がこれを選んだ時は本当笑ったね。大笑いしたね。てか、朱希、似合いすぎだしね。」



ふざけているのかと、思った。



しかし、本気らしい。



そう、その大きな箱の中に入っていたものとは…――







橙色の着物だった

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