第184話

修学旅行、最終日。



今日のスケジュールは飛行機に乗って、帰るだけだ。



お昼からはゆっくり休もう。



晴れやかな天気の中で、私は荷物を抱えて空港の中にへと入ろうとした時にひょいっと荷物を自分の手からなくなってしまう。



一瞬自分の手を見て驚くけど、バッと後ろを振り向くと彼の手に荷物が持ち上げられていた。






「お前、こんな荷物もロクに持てないのか~。お子様だね~。」



とへらへらと笑っている、みゃー君の姿。



絶対からかわれてる、と思って頬を膨らませているとぷっと笑われる。



悪気があるところを見ると、本当に性格悪いと思う。



それでも、何気に荷物を持ってくれている彼を見て開いた口は再び閉じられることになる。

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